ホームページ作りに重要な「ペルソナ設計」とは?エステの実例を元にわかりやすく解説
こんにちは。「”発信の迷い”を”自信”に変えて未来のビジネスを咲かせるWebのお庭係」Webのお庭係、ゆっこさんです。
今日は、私が最近関わったお仕事をきっかけに改めて感じた「ペルソナ設計の重要性」について、エステサロンの事例を交えてお話しします。
なぜペルソナが大切なの?

「集客したいけど、発信がぼやける…」
「SNSを頑張っているけど、お申し込みにつながらない…」
そんなお悩み、ありませんか?
実はその原因、「誰に向けて発信しているかがあいまい」なことが多いんです。
そこで必要なのが「ペルソナ設計」。
ペルソナとは、たった一人に届けるための理想のお客様像のことです。
💡 マーケティングでは「実在しそうな一人の人物」を具体的に描き、その人に向けて発信やデザインを考える手法として使われています。
ペルソナをイメージしやすくする例え

ペルソナは「友達にプレゼントを選ぶ」ときの感覚に近いです。
たとえば、相手の情報が何もなければ、プレゼントは選びにくいですよね?
でも、
- 30代後半
- 甘いものよりフルーツが好き
- 北欧雑貨が好き
…こんな情報があれば、
「このブランドのフルーツギフトがいいかな」「北欧っぽいラッピングにしよう」
と自然に決まります。
発信も同じで、「誰に届けるのか」が明確になると、デザインや言葉、提案内容までスムーズに決まるんです。
エステサロンのキャッチコピー比較
例えば同じエステメニューでも、キャッチコピーの作り方で刺さる相手が全く変わります。
3パターン作ってみたので、比較をしてみます。
①「エステ初心者さん必見!小顔フェイシャル体験」

こちらの画像はどんな印象を受けるでしょうか?
・ 「初心者」という言葉から、初めてエステに行く方、ちょっと試してみたい方に響きます。
・写真の女性を見ると、20代ぐらいでしょうか…比較的若い方に見えることから、エステに興味がある20代の女性や、もしかしたら10代の方なども「同じぐらいの世代かも?」と思ってもらえそうです。
・全体的に彩度が高いカラーを使用していることから、ターゲットは若い方かな?という印象です。
②「仕事帰りでも安心。30代からの時短リフトケア」

続いてこちらの画像はどんな印象を受けるでしょうか?
・ 「30代から」という言葉は、30代女性やもうすぐ30歳になる女性などに響きます。年齢など数字を入れることは、より具体的にペルソナにグサッとささり訴求力があがるので、バナーやブログの件名などにはとても有効です。
また「リフトケア」という言葉が入ることから、「最近顔がたるんできたなぁ」なんて悩んでいる女性にも訴求がありそうですよね!
・写真の女性は30代か40代ぐらいでしょうか…。30代というペルソナに向けられていることから、この写真を選ばれています。
・色も先ほどと変わって、彩度が低めの落ち着きのあるくすんだカラーが使われています。
ペルソナにあわせて、写真はもちろんですが色の選び方も変わってきます。
③「大人女性向けおすすめフェイシャルメニュー」

さて、こちらはいかがでしょうか?
・「大人女性」が幅広すぎて、誰に向けている?どんな世代に向けてなの?というところが不明瞭です。
・おすすめフェイシャル、どんなことをやるのかは書いてあるけど、「どんな悩みがある人にその施術はいいの?」ということがわかりにくいです。
・写真は若い女性が使われていますが、このサロンがメインターゲットにしたい年齢層が50代などだったらどうでしょうか?その場合はこの写真とターゲットがミスマッチしています。
✨ 同じ「フェイシャル」でも、“誰に”向けるかで言葉が変わり、結果集客にも大きな差が出るんです。
私がペルソナ設計で決める項目

具体的なペルソナ設計では、以下の項目を設定します。
※これはあくまでも私の場合です、
- 写真(イメージ)
- 名前・年齢・職業・住まい・家族構成
- 趣味嗜好(好きな雑誌・休日の過ごし方)
- お金の使い方(投資型?慎重型?)
- 価値観(美意識・ライフスタイル・仕事観)
- 現状のお悩み第一位
- お悩みを解決して叶えたい未来
これらを描くことで「響く言葉」「選ぶ写真」「提案の仕方」が自然と見えてくるんです。
でも「ペルソナを一人に絞るのが怖い…」という声
よくある質問が、「ペルソナを一人に絞ると、他のお客様が来なくなるのでは?」という不安です。
でも、ペルソナをたった一人にする!=他の人を切り捨てる!というわけではありません。
一人に絞ることで、似た価値観を持つ周辺層にも自然と響くんです。
例えば「30代の忙しい女性」に向けて作った発信は、同じように忙しい20代後半の女性や40代前半の方にも届きます。
発信に活かすコツ

ペルソナは「作って終わり」ではなく、日々の発信に活かすことが大切です。
✅ ペルソナを紙に印刷してデスクに貼る
✅ SNSやブログを書くときに「この人に向けて話す」意識を持つ
✅ ペルソナを見ながらコピーやデザインを考える習慣をつける
まとめ:ペルソナが集客の軸になる
自分の発信や集客がうまくいかないとき、その原因は「誰に届けるか」があいまいなことが多いです。
ペルソナを設定することで、
- 発信がブレなくなる
- 言葉やデザインが自然に決まる
- 集客がスムーズになる
…という好循環が生まれます。
みなさまのペルソナ、ぜひこの機会に見直してみてくださいね!
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